33歳で歯列矯正とか今更じゃない?
まだ間に合いますよ!このままだと歯がなくなってしまいますよ。
・・・・えっ???
この会話、本当に歯医者さんとしてました(笑)
私、パート主婦で子どもも二人います。お金も常にカツカツです。
そんな中でも、歯列矯正をやろうと決意しました。
この記事では歯並びについて指摘は受けているけどいろいろな事情で悩んでいる方のために、私の事例をふまえてくわしくまとめていきたいと思います。
参考になれば幸いです。
1 筆者の歯並び事情
1-1 開咬・オープンバイト
実は私、20代前半までは歯並びが全く気になっていませんでした。
矯正する人の歯のイメージって、歯並びがガタガタだったり出っ歯だったりと見た目に影響のあるような歯並びを想像しませんか?
私の歯は見た目こそ揃っていました。気になるのは前歯の嚙み合わせにある小さな隙間くらい…
…その隙間こそが、歯列異常でした。
実は前歯で物が噛めません。隙間があるのでそもそも噛めていませんでした。
このような歯並びを【開咬・オープンバイト】と言うそうです。
1-2 遺伝的要素
実は我が家の家系は、舌が大きいために歯並びに悪影響を与えていたようです。
ある日、私が歯列矯正を始めることを母に告白したところ、実は母自身も30代に歯並びのための手術を受けていたと話されました。
また私の兄弟も、学生時代にあごの骨を削る手術をしていました。
そして、私の子供たちも二人そろって【受け口】気味。検診いく度、歯列異常の指摘を受ける始末。
もうこれは完全に遺伝的要素が大きいなと実感させられました。
2 なぜ今、歯列矯正をはじめるのか
2-1 日常生活での支障が徐々にでている
見た目こそ悪くない私の歯ですが、10代の頃からその影響を受けていました。
それは、頻繁に起こる【虫歯】でした。
現在私の歯は、右奥歯2本とも虫歯により歯根まで虫歯にやられてしまい人工歯が入っています。
ほかにも虫歯の影響で歯がやられているため、銀歯で補っている部分も少なくありません。
虫歯のほかにも【過度な歯ぎしり】が問題になりました。
前歯で噛めていない分、奥歯が正常の歯列の方よりも負担がかかりやすいため、寝ている間など無意識にしている歯ぎしりが奥歯を特にすり減らし、ダメージを与えていました。
現在、30代にして歯はボロボロの状態です。
虫歯や歯ぎしり以外にも、妊娠出産で経て嚙み合わせも変わってきたのか、30代に入ってからラーメンなどの麺類がうまくかめていない感覚がありました。
2-1 【矯正歯科】のある歯科医院を選んだこと
今までは家に近くにある歯医者を適当に選び、半年に一度程度受診していました。
転居して歯医者を変える度、矯正が必要だよと耳にタコができるくらい言われていました。
しかし、ネットで調べる度にそんな大金払えないからと無視していました。
そんな私を変えたのが、今現在の歯医者さんでした。
【矯正歯科】のある歯科医院であったため、今の歯並びで何が問題なのかを具体的に説明を受けることができました。
今まで「あ~この歯並びだと矯正したほうがいいよ」と軽く言ってきた歯科医院とは違い、危機感を持つことができました。
そこで矯正専門の先生から、開咬の症例で80歳までに20本の歯を残せる人はいないと知らされました。
「8020(ハチマルニイマル)運動」とは?
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。
https://www.jda.or.jp/enlightenment/8020/
人生100年時代と言われる、このご時世。
個人的には入れ歯になってもいいかと思ったこともありましたが、30代でもまだ間に合うとの事でした。
ちなみに入れ歯は食べ物の温度が感じにくくなってしまうため、おいしく食事を味わうことができなくなる場合もあるそうです。
歯列矯正が必要と言われている方へ
正直、仕事もパートで子どもも小さい今、100万円近くかけて歯列矯正をやることは経済的にも心理的にもかなりの負担ではあります。
しかし自分の歯があることは資産でもあります。
時間のある方は、【歯の価値 判例】で検索してみてくださいね。
この記事を読んでいる方はきっと、今まで歯を大切にしてこなかったワケではないと思います。
私は今まで歯磨き・フロスも毎日欠かさずしています。電動歯ブラシを取り入れてみたりと工夫をしているにも関わらず虫歯がすぐにできてしまいます。
歯のメンテナンスに力を入れていないのにも関わらず、夫のきれいな歯を見る度、悲しくなる毎日でした。
2025年2月より歯列矯正を開始します。
これからはお金のことから、詳しい治療内容まで赤裸々に投稿し続ける予定です。
今後ともよろしくお願いします。
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